職場における乗り越えられた辛い時期と今の境遇におかれた自分について

私は、人のためになる仕事がしたいと看護師として働いていた母親の影響もあり、社会福祉士という国家資格を取得しました。

そして、母親の同じ病院という世界で働くことが決まり、実際に働き始めたのです。

つまり、医療ソーシャルワーカー、通称MSWとして社会人デビューし、私は新卒から今現在もそこで働いています。

その病院は、二次救急指定の病院で、毎日昼夜問わず救急患者が運ばれてきます。

そして、入職当初そこで働く医療ソーシャルワーカーは、私とその先輩ワーカーの二人だけでした。

私は新卒採用で入りましたから、右も左もわからず、医療用語や専門知識を覚えるのに大変苦労もしました。

そこでほんと大変だったのが、先輩からのパワハラでした。

当時は厳しい指導という認識しかありませんでしたが、今思えば完全なるパワハラで、それに耐えることが仕事のようにもなっていました。

例えば、私が何か仕事上で失敗すると、狭い部署の扉を閉められて一時間から二時間の説教が始まります。

時間が経つにつれて、先輩の指導という名の説教はエスカレートして、大声を出したり机を叩き始めます。

電話が鳴っても、扉を誰かがノックしても、先輩が納得するまで説教は終わりません。

また、これも今思えばセクハラだったのかなと思いますが、その先輩は私の10歳上の女性だったわけですが、私が壁に立っていなさいと指示されたときに、その先輩は私の股間を狙っておしりを擦り付けてきたのです。

以前、私の性癖を聞かれたことがあり、おしりが好きだと伝えたことがあったからなのか、そういった行為をされました。

私自身、頭が真っ白になってしまい、すでにパワハラを受けていた時期でしたから、先輩の指示や言うなりになる毎日で、自分の意志はそのときにありませんでしたし、お尻を擦り付けられたときも、身体が反応してしまい、先輩が私をバカにしてきたのを覚えています。

正直、始はじめての職場でなにもわからない中、毎日のようにそういった出来事があるなかで、当然ストレスもたまり、自分が自分でないような感覚に陥っていきました。

そして、ある日、仕事終わりの研修で、夜にその先輩と車で外に出ていたとき、コンビニの駐車場でついに身体の関係をもってしまったのです。

これもやはり、その当時は抵抗はできませんでしたし、身体も反応してしまいましたから、今となってはなにも言えないわけですが、心も身体も先輩に搾取されていたような気がします。

ただ、仕事に関する知識はとても身に付きました。

先輩の仕事に関する知識は豊富で、私もそういった環境の中でも、必死に努力をして怒られないようにしようとしましたから、仕事をはじめて三年程経つころには、先輩から説教されることも大分少なくなっていきました。

ただ、そのかわりなのかは分かりませんが、研修などで外に出る度に、ほぼ毎回身体を求めてくる先輩がいました。

私も先輩の気分は損ねてはいけないと応えていました。

そして、一緒に仕事を始めて五年が経つとき、先輩が職場を辞めることになりました。

私は、嬉しい気持ちと反面、身体の関係がなくなってしまうことに、少しがっかりしたことを覚えています。

今になれば、そう感じていた私の感覚はおかしくなっていたのだと思います。

先輩がいなくなってから、私の立場は指導者、先輩となったわけですが、先輩から引き継いだ知識や経験を元に指導者として奮闘する毎日を送っています。

もちろん、パワハラやセクハラがないように、そういった経験も踏まえての指導にあたっていましたが、その後輩は、わずか一年で辞めてしまったのです。

二人の部署で後任も決まらず、今度は一人で毎日の業務をこなすことを課せられました。

要するに部署の半分の人員を失ったわけですから、休みや残業もたいへんなことになりました。

私自身、給料が二倍になるわけでもなく、ただ辛い思いだけが増えているこの職場から早く離れたいという思いしか、今はありません。

それでも、新卒から10年続けられているのは、今の職場のおかげですし、恩がありますから、今は必死に1日を乗り越えている状況です。

そして、先日それまでの功績が称えられたのかどうか、管理職になることか決まりました。

私の上司は、私が働き始めた頃からのことを知っており、すべてを評価して決めてくれたようです。

こんな職場でやってられるか、とついに転職を考えた矢先でしたから、上司から管理職をちらつかせられて、引き留められたかたちになります。

やるもやらないも私次第なわけですが、またこの職場にさで心も身体も搾取されてしまわないか、とても心配で、自分自身の将来を今必死に考えながら毎日を送っています。

何よりも、私は患者やその家族の手助けのために働いていますから、そもそも仕事をどうして始めたのか、常に初心を忘れないようにすることで、自分自身をふるいたたせています。

そして、こういった境遇にはいますが、長くこれまで働いてこれたのも、母親のアドバイスやすすめが会ったからこそなので、悲観的になりすぎず、ポジティブに物事を考えるようにしています。

ストレスコントロールもひとつの能力でしょうから、これから自分自身を高めていきたいとおもいます。