自分が社長!自分が法律!ありえない!とても困る身勝手な自営業者!

いろんな会社で仕事をしたことがあるのですが、いつも思うのは個人自営業者のあの身勝手な経営方法です。

大きな会社や官公庁というのはみんなで決めたルールがあり、業務や運営もみんなで決めることになりますので、おかしな方向へ行きそうになると誰かが声をあげるので結構まともに進むのですが、個人の自営業者の場合はちょっと違います。

個人の自営業者によく見られる傾向なのですが、税金さえ払っていればルールを守っているという経営者がよくいます。

そして「こちらがお金を払っているのだから」という理由で結構意に染まぬことを強いられたりすることもよくあります。

個人の自営業経営者も年が経つにつれわがままになってくる分があるのでしょう。

「お金を払っている」「給料をだしている」という理由でけっこう無茶を言う経営者も多いようです。

人を雇用する際にはあらかじめ業務内容を確認し、相手側にも納得の上で雇用契約を結ぶ必要があります。

個人の自営業者には入社当時に知らされていなかった業務内容が後になってから次々と出てくる場合がよくあります。

そして運営方法ですが従業員が「こうした方がいいのにな」と思っていても社長が「こう」と言えば絶対にそうなります。

民間の企業や官公庁はより良い意見が求められ、よりよいアイデアが採用されていくのですが、個人事業主の会社というのは社長が軸になります。

稀に従業員や他の人の意見を取り入れながら民主的な経営がされている所もあるのですが、大抵の所が社長のワンマンで成り立っています。

会社の経営方針等も個人事業主の場合は社長が黒い物でも「白」というとそれは白になっていきます。

いろんな個人事業主を見てきているのですが、みんなが「おかしい」と思うことを普通と思いまっしぐらに突き進み、頭をぶつける人がとても多いです。

同じ進むのならいろんな人の意見を聞いて進めていくのが良いのですが、長年自分の思い通りにしてきている社長さんにしてみればそれはとても面倒くさいことなのでしょう。


そして失敗した時におしりを拭いて、後始末をするのは大抵従業員となります。
そしてその労力対しての謝罪やねぎらいという言葉大抵の場合でてくることはありません。

以前勤めていた会社の話なのですが、職業安定所の求人案内の業務内容に納得して就職しました。

そして最初はよかったのですが他の従業員が退職されて、経費を削減するために代わりの人を募集することなく私の肩に他の業務がのりかかり始めました。

業務の量は増えるのですが、残業は禁止です。

しかし、することはその日のうちにしなければなりません。

結局お昼休みを削っての業務が連日続くことになりました。

「こうしてみてはいかがでしょうか?」という意見を多々入れるのですが、封建的でワンマンな社長だった為になかなか首を縦に振ることはありません。

どんどん利益も落ち込み人の気持ちよりもお金が先に立ちました。

以前、従業員さんが退職されたのはこのあたりが理由なのでしょう。

人間というのはお金がなくなるとろくな事を考えません。

会社の運営もどんどんおかしな方向へ進み、私達がとめたり、アドバイスや「間違っている」という指摘をするのですが、一向にきく耳をもちません。

そしてどんどんお客さんが離れていき、利益もどんどん下がる一方です。

そして最後の方にはもう意地がでてしまい、周りの人間ももうオウムのように「はい。わかりました。」という具合に言われたことに従うしかありませんでした。

そして売上がどん底になった時社長がみんなを集めて言いました。

「どうしてこんなことになったと思う?」

みんなは心の中では「お前のせいだ!」と思っていたのですが、誰も口に出す人はいません。

「みんなにももっとがんばってもらわないと。。。」というのが最後の言葉でしたがこの言葉に従う従業員は誰ひとりいないでしょう。

個人事業主の会社というのは官公庁や大きな会社に比べて福利厚生も整ってはいませんし、給料の昇給率も悪いのですが、大きな会社に比べると融通がきき、ある程度好きなようにできるというメリットがあります。

個人事業主の経営者というのはこのメリットを生かして経営していかなければなりません。

みんなが意見を言える場を作り、民主的に仲良く会社を良い方向へ進めていく必要があるのです。

「お金を払っているから、言う事をきいてね。」というワンマンで従業員を女中のような扱い方をする経営では人がつきません。

働く所は履いて捨てる程ある日本です。

従業員が「毎日出勤してくるのが楽しいな」という職場環境を整えなければ個人事業主の元に長く人が居座ることはないでしょう。

いくら給料を払っているからと言っても自分の意見が通らない、思い通りにならないと言ったことが多々発生するようではすぐに辞めてしまうでしょう。

確かに経営者はお給料を払っていますが、人がいなければお金が入ってこないのも事実なのです。

こういった点をきちんと踏まえて人を使うべきなのですが現在個人事業主の中で何人がこの方法を踏まえているのでしょうか?

実際に人の使い方を知らない経営者もたくさんいるようです。

個人事業主というのは会社勤めのように注意をしてくれる人がいませんので自分で気がついて直す必要があります。

こういう事に気をつけて日本の経済をささえていって頂きたいと思います。