派遣登録会でまさかのスカウト!その内情や後日談、学んだことは?

現在子育て中につき専業主婦の私が、過去に体験した「驚きの転職体験」とその内情についてお話しさせていただきます。

20代前半の当時、正規雇用で入職した職場を辞めました。

原因は「上司からのパワハラ」です。

退職直後は、疲弊しきった心を回復すべく一日中布団に潜っていたり、学生時代の友人と夜な夜な飲み歩いたりして過ごしていました。

そんな生活を始めて半月経った頃に、一人暮らしをしていた私は「このままではまずい」と思い立ち、これからどうしたものかと真剣に悩み始めました。

悩みに悩んだ末、「とりあえず派遣会社の登録会に行こう」という答えを導きだします。

いわゆる一般企業ではなく、福祉系の専門職として働いていた私。

「同じ業界の違う施設に入職しても、またパワハラに遭ったらどうしよう・・・」

「面接や職場見学だけでは把握しきれない部分はたくさんある」

そんな思いがありました。

また、上記のようなマイナスな側面だけではなく、単純に「今までとは違う業界で経験を積んでみたい」という考えもありました。

せっかくとった資格は宝の持ち腐れになるけれど、「どうせなら違う業界に就きたい!」私はそんな結論を出します。

専門職業人だった私が、一般企業と聞いてイメージしたのが、事務や営業。

それまで動き回る仕事をしていたため、漠然と「事務仕事をやってみたい」という希望もありました。

しかし、パソコンのスキルはおろか、よくある電話応対の基礎知識もありません。


はじめから正規雇用を狙うのは無謀だと考えた私は、コールセンターの求人に目をつけ、求人を出している派遣会社の登録会に臨みました。

初めての経験に緊張していた私は、営業担当との面談の際、力んだのか少しテンションが上がったような話し方をしていたと思います。

応募のきっかけとなったコールセンターの求人について話が進むかと思いきや、ここでまさかの申し出を受けました。

「弊社の社員として、派遣スタッフの現場管理をしませんか?」

私は耳を疑いました。

なぜ事務や営業はおろか、マネジメントスキルがまったくない私に、このような話を持ち掛けてきたのだろう、と。

しかし、契約社員ではあるものの、手取りの支給額が前職の給料よりもはるかに高いため、悪くない話だとも思ったのです。

そんなこんなで、私は先方の提案を承諾してしまいました。

登録会から数週間後、私は派遣会社内部の人間として、転職しました。

待っていたのは、派遣スタッフとの面談や勤怠連絡、派遣先との打ち合わせ。

無数にいる派遣スタッフのなかには、当日無断欠勤をする方も少なくありませんでした。

その対応に追われるだけならまだしも、続々と辞めていくスタッフの穴埋めとして、現場に出向することになってしまったのです。

現場の仕事はなんとかこなすことはできましたが、もともとの契約内容とはまったく違う仕事をすることになってしまい、自分の存在意義を疑う毎日を過ごしました。

「これなら初めから派遣社員として働いたほうが良かった」、そんな思いも同時に芽生えました。

結局会社をたらい回しにされる結果となり、「こんなことが通ってしまうのか」と感じた私は、半年ほどで2度目の退職をしたのです。

このあと、私は同じ業界の別会社の面接に臨みました。

採用までに3回の面接やパソコンの入力試験がありましたが、なんとか最後まで残り、採用していただけることに。

今回も非正規雇用ではありましたが、初めから他社の管理をするという立場ではなく、いち社員としてお仕事ができたため、気持ち的にも非常に楽でした。

その後、半年ほどで社内で表彰され、後輩の指導・育成をする立場まで登りつめることができた私。

短期間での転職が、自分のなかで負い目に感じる気持ちもありましたが、昇進をきっかけに「あの時辞めてよかった」と過去を肯定できるように。

また、「コツコツと結果を出すことの楽しさ」、「努力が認められたときの達成感」も初めて味わうことができ、「自分は「ここにいてもいい存在なんだ」と考え方が前向きになったとも感じました。

この職場には、結婚を機に退職するまでお世話になりました。

私は、派遣会社からスカウトを受けた際に、心の片隅で感じていた不安を、相手の方に告げることができずにいました。

「早く仕事をしなければ」、そんな思いから、自分を良く見せようと、無意識に取り繕っていたのだと思います。

ただ、それは結果的に自分を苦しめるだけとなってしまいました。

今回の結果は、採用の合否にかかわると焦る気持ちから、ついイエスマンになっていた自分の落ち度でもあったのです。

「自分の気持ちはマイナスなことでもしっかり伝える」、私は、今回の失敗からこのことを学びました。

どのようなことでも相手に対して意思表示を怠らないことが、職場での仕事のしやすい環境づくりやコミュニケーションを円滑にするからです。

この記事をご覧になっているあなた。

現在のお仕事は楽しいですか?

自分の思い描いていたものとは異なるギャップに苦しんではいませんか?

もし、少しでも現状が「つらい」と感じていらっしゃるのであれば、私はあなたに伝えたい。

『「辞めること」もひとつの勇気である』と。

あなたが笑顔でお仕事に臨めますように。

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